まちかど部門
その他
練馬区桜台四丁目16番
阿部勤氏作「桜台の家」は、25年以上前に既存の平屋建て(木造瓦屋根・漆喰と板壁)に寄り添うように増築された鉄筋コンクリート造2階建てです。当時から既存の樹木や屋根の向きや建物ボリュームを尊重して、既存の構造を守るように配置され、建物の外壁が街路の壁ともなり、雁行型配置により庭との「地」と「図」の関係が陰陽のように調和して一体した生き生きとした空間全体が、「まちかど」を形成している。住む人が庭を育ると同時に「まちかど」を育み、近隣に良い波及効果をもたらしている。こうした既存の構造を生かしながら風格のある美しい景観を生む例は、他の練馬らしい住宅地域でも同じように出来る可能性があるので、広く知られますようにと願っております。
2014/10/01
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